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試
ジョン・ボーナムが生涯愛用したスネアが、このラディック、スープラフォニック402です。
ボンゾは常にそのときの新品を使っていたという証言もありますから、
1960年代後期から1980年までのモデルは、すべてが“ボンゾ・スネア”といっていいと個人的に思っているんです。
もちろん、その10年強の期間で、楽器としての変化は少なからずあるのですが、
反面、共通する“70年代の402”という芯の部分は常に、ちゃん存在しているのが素晴らしいです。
この個体、ヘッドから何から、スナッピーを留める紐までもがオリジナルという完全・完璧な状態。
もうホントに驚異的ですね。
叩いてみれば、とにかく絶品の402サウンド、
まさにレッド・ツェッペリン後期の「アキレス最後の戦い」で聴けるような音圧と音色という感じでご機嫌です。
やっぱり402のこのサイズのマジックを感じますね。
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