Ludwig '62 Oyste Blue Peal 14X5.5

Ludwig '62 Jazz Festival Pre-serial Pink Champagne Sparkle Brass Hoops


     

小宮試奏レポート

プリシリアルのキーストーン・バッヂ、その右隣りにストレイナー・スイッチ装着、
1stジェネレーションのブラス・フープ装備という60年代初期ジャズ・フェスティバルは、
無条件でゲットするというヴィンテージ・ドラム・マニアがいると聞きます。

この仕様で、カバリングがブラックオイスターのものが、
リンゴ・スターがザ・ビートルズ時代、さらに解散後もしばらく愛用していた名器中の名器ですね。

カタログ・スペックでは深さが5"となっていますが、実際には5.5"程度あるのもこの時期だけなので希少性も高いです。
でもやっぱり最大の魅力は、このスネアでなければ出せない音が確実にあるというところです。
とにかく演奏していて気持ちいいスネアです。

シャンパン・スパークルは、カバリング材自体が、オイスター系に比べればもちろん、スパークル系の中でも分厚いのが特徴ですが、
それがマホガニー/ポプラ/マホガニーの3プライ+メイプル・レインフォースメント・シェルと完全に密着して一体化、
よりパワフルな塊感の強い鳴りを演出してくれます。
オープン・リムショットの“カコン!”という太さが最高ですよ。

さらにルーズさの中にある繊細さも素晴らしく、
ビートルズ&リンゴのフリーク以外の方にもぜひ使っていただきたい完成度だと思います。
とにかく強力に鳴るスネアです。