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ラディックの永遠のスタンダード、スープラフォニック400の原型となった名器がこの“スーパー・ラディック”です。
1963年3月19日製造、ヘヴィ・ブラス・シェル、ヘヴィ・ラグ、
2.3mm程度の厚い1stジェネレーション・ブラス・フープ、メタル・エンドの18本スナッピー、
チューニング・ボルトのワッシャーもブラス製、ヘッド以外はフル・オリジナルという、超お宝スペックです。
とにかくサウンドが絶品。
何にでも使える圧倒的なポテンシャルを誇っています。

音もデカいので、一発入魂で勝負するロック・ドラマーから、ダイナミクス・レンジで勝負するマルチ・ドラマーまで、
守備範囲は相当広いです。
　個人的にスーパー・ラディックに関しては、タイトでダークなものから比較的ライトでオープンなものまで、
かなり個体差が激しいと感じているのですが、この個体は明るく広がる成分の塩梅が絶妙で、気持ち良く派手な鳴り方をしてくれます。
ブラス・シェル＋ブラス・フープの最高のマッチングによる、甘く、太い音色が素晴らしい。