プリシリアルのキーストーン・バッヂの
1つ右隣にストレイナー・スイッチが装着された
60年代初期のいわゆる“リンゴ・スターのジャズ・フェスティバル”と同スペックのスネア。
カバリングが、もしホワイト・マリンパールではなく、ブラック・オイスターだったら、
おそらく世界一高額なスネアになっていたことでしょう。
でも、ただ純粋に、“ザ・ビートルズにおけるリンゴのスネア・サウンド”が欲しいのならば、
これは絶対に買いだと思います。
マホガニー/ポプラ/マホガニーの3プライ+メイプル・レインフォースメント(内面レザコート)に
ファースト・ジェネレーションのブラス・フープ、
メタル・エンドの18本スナッピーという黄金のスペックが見事に溶け合って、
ホントに気持ちのいい音色を出してくれます。
特にこの個体は、スネア・ベッドの形状が広くなだらかになっているようで、
スナッピーの食いつき、繊細さが際立って、
この時代のジャズ・フェスティバルにありがちな“ボソボソ感”がまったくありません。
ものすごくシャープに、美しく反応してくれます。
最高ですね!
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