プリシリアル、60年代初期のジャズ・フェスティバル。
1stジェネレーションのブラス・フープ装着、インナー・ミュートが赤フェルトと、
マニアにはたまらないスネア・ドラムですね。
シャンパン・スパークルは、カバリングとしては一番厚いものだと思いますので、
このグッと締まったシェルと厚めのブラス・フープとのマッチングはやはり素晴らしいですね。
とにかく音が太く、
リム・ショットしたときのスティックが吸いつく感じがとても気持ちいいです。
オリジナルの60年代初期のスナッピーは2本切れてますが、サウンド的には全く問題なしですね。
むしろ全体の鳴りとヌケを考えるならばベスト・マッチです。
綺麗に両端のワイヤーが切れているところを見ると、前オーナーがわざと切ったとも考えられますね。
だとしたら、相当に“わかっているドラマー”だったのではないでしょうか。
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