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試
1970年代後半、シリアル番号からは1978年製造のスープラフォニック402となります。
ヘッド以外はすべてオリジナルという、文句なしの状態、コンディションですね。
402は70年代初期のものが、一番人気が高いようですが、
それは音も重量も軽量ゆえに鳴るポイントを掴むのに多少のコツが必要で、
いろんなシチュエーションで使うには、決して簡単な楽器ではないんです。
もちろんハマれば最高なんですが、それよりも安定して、太く、オープンに鳴ってくれるのは、
1976年か、この個体と同じ1978年製造の402だと思います。
とにかく使いやすくて万能。もちろん現行の402との違いは明らかで、まったくの別物だと思います。
「402最高!」を誰もが実感できるスネアだと思います。
やっぱり後期のレッド・ツェッペリンの作品を連想してしまいますね。
「フール・イン・ザ・レイン」の音色なんて、まさにこれですよ!
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