Ludwig '62 Oyste Blue Peal 14X5.5

Ludwig '78 Supraphonic No.402 Brass Shell


     
       
       

小宮試奏レポート

シェルの内面に“BR”のスタンプがあるブラス・シェルの402、
言い換えるなら“クローム・メッキのブラック(じゃない)ビューティー”ですね。

シンプルに表現すれば、グッとタイトに締まるぶっとい音色の“ブラック・ニッケル”のブラック・ビューティーに対して、
それよりも明るく広がるブラス・サウンドが楽しめるのが“クローム”のブラック(じゃない)ビューティーという感じでしょう。

しかし、これは今回の試奏で知った新たなる発見なのですが、
70年代も終わり頃になるにつれ、ブラス・シェル自体の重量が、若干ですが増している感じで、
それがサウンドにも直結しているようなのです。

で、このブラスの402はかなり重く、ブラック・ビューティーよりもさらに太さを感じるくらいのパワーが満点。
そこに“クロームならでは”の明るさもありで、素晴らしい音色です。
ちなみにスーパーラディック6.5"ほどは音が止まらず、綺麗に伸びてくれます。