宮
試
シェルの内面に“BR”のスタンプがあるブラス・シェルの402、
言い換えるなら“クローム・メッキのブラック(じゃない)ビューティー”ですね。
シンプルに表現すれば、グッとタイトに締まるぶっとい音色の“ブラック・ニッケル”のブラック・ビューティーに対して、
それよりも明るく広がるブラス・サウンドが楽しめるのが“クローム”のブラック(じゃない)ビューティーという感じでしょう。
しかし、これは今回の試奏で知った新たなる発見なのですが、
70年代も終わり頃になるにつれ、ブラス・シェル自体の重量が、若干ですが増している感じで、
それがサウンドにも直結しているようなのです。
で、このブラスの402はかなり重く、ブラック・ビューティーよりもさらに太さを感じるくらいのパワーが満点。
そこに“クロームならでは”の明るさもありで、素晴らしい音色です。
ちなみにスーパーラディック6.5"ほどは音が止まらず、綺麗に伸びてくれます。
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