Ludwig '62 Oyste Blue Peal 14X5.5

Ludwig '76 Acrolite No.404 with Original Hard Case


     
   
   
   
   
       

小宮試奏レポート

ラディックのアクロライト……
スープラフォニックの廉価版で登場したこのスネアのポテンシャルの高さは、あえてここで説明するまでもないでしょう。

シェル自体はスープラフォニックやスーパー・センシティヴと共通で、
(スープラフォニックやスーパー・センシティヴのような)クローム・メッキ処理がされておらず、
テンション数も10から8に減らすということなので、
単なる上下関係ではなく、
ラインナップ上のバリエーションであり、
逆にあえてプロ・ドラマーが好むスペックであるとも言えますね。

この1976年製のアクロライトは、とにかく軽快で、繊細で、
チューニングによるマジックも豊富です。

ハイでもローでも、1〜2本だけあえて緩めるイレギュラーも、ノー・ミュートでも、ベタベタにミュートしても、
まったくキャラクターが変わらないという、
もう驚異的に何にでも使いやすいです。
70年代のこの頃のアクロライトは、やっぱり「1台は持っていたい」の筆頭にくるスネアだと思います。