シェルの内側に紙タグ・シールが貼ってある、ラディックのアロイ・シェルは、なぜか絶品なんです。
そもそもは、ジョン・ボーナムのドラムテックだった
ジェフ・オクルツリーに会いに(当時)サンフランシスコにある彼の自宅を訪ね、
ボンゾの愛用品を見せていただき、
そのときの400の内側に紙タグ・シールが貼ってあり、
その事実を僕が公表したのが原因なのでしょうか……
一部マニアの間では、この紙タグが神格化されてしまっているようです……。
しかし、僕の中では“サウンド的に”、この紙タグの年代=1971年のアロイ・シェルは、
間違いなく、ラディック・アロイのベストなんです!
それは400でも402でも、アクロライトでも共通で、心地よい倍音と、気持ちいいヌケ、
これぞラディック!と言わんばかりの絶品の鳴りを約束してくれます。
とにかく、叩けば最高の気分に浸れますよ。
で、特にこのアクロライトは、そのままノーミュートでもバッチリなのに、
ガチガチにミュートしても絶妙で、何にでも使えるのが凄いですね。
ハイ・ピッチからロー・ピッチまでバッチリで、とにかくいい楽器です!
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