他とはちょっと違う1970〜71年製造のアクロライト。
これはシェルの内面に紙タグ・シールがついた71年製です。
館長、伊藤孝秋さんの実測によると、他の年代のアクロライトよりも重量が軽いそうです。
もちろん、人気の“紙タグ”は音の良し悪しとはまったく関係ありませんが、
“他と違うアクロ”の目安にはなりますね。
この個体もシェルと1.6mmの薄いスティール・フープと、ラグと、ヘッドと、
プラスティック・エンドの20本スナッピーと、完全一体化して鳴ってくれる感じがやっぱりいいです。
軽快で繊細。
これぞアクロライトのちょうどいいヌケ具合いが特徴ですね。
ノーミュートでも、ミュートべたべたでもバッチリです。
|