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試

『ビンテージ・ドラムの館』のページをご覧になっている方には説明不要の一番人気、
70年代のブラック・ビューティーです。

しかもスープラフォニック（スナッピー内面当たり）の深さ6.5"は、
名器中の名器としての地位がすでに確立されてますね。
値段的にも間違いなく“最高級のヴィンテージ・スネア”でしょう。

レコーディングでも、ライヴでも、圧倒的な存在感＝太さ、ヌケ、ラディックらしさを表出してくれます。
本器はシリアル番号が16xxxxxで、おそらく70年代ブラック・ビューティーの最初の頃の製造だと思いますが、
若干シェルが軽量にできているようで、ブラック・ビューティーの強力な個性に軽快さがプラスされているような印象です。
これはとても「使いやすい」と思いますね。

この“重量の違い”が製造時期によるものなのか、個体差なのかは、今後さらなる検証が必要かと思いますが、
個人的にはこの“若干軽量の”ブラック・ビューティーが70年代のオリジナル・スペックだと感じます。
お宝スネアですね。