シェルに彫刻が入っているからといって、サウンドが大きく変わるわけではないと思うのですが、
やっぱり元祖である1920年代のオリジナル・ブラック・ビューティーには彫刻が施されていたわけですから、
特別な何かを感じてしまいますね。
余計な倍音成分を完全に無くした超タイトなサウンドが特徴で、どう叩いても太い音像を出してくれます。
音の収束、止まり方の速さが絶妙なんですね。
深さ5インチの70年代のブラック・ビューティーと言えば、僕の中ではジェフ・ポーカロなんですが、
やっぱりスタジオ録音ではとても重宝する音色だと思います。
これに慣れちゃうと他では物足りなくて使えないという危険性も大いにはらんでいる、
唯一無二の個性ですね。
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