結局、現在のスタジオ・シーン(ライヴ・シーンも)で、一番重宝されているのは、
この70年代のブラック・ビューティー、スープラフォニック(スナッピー内面当たり)の
深さ5”の416かもしれません。
永遠のザ・スタンダードである400のサウンドをさらに太く、マイルドに、
倍音を抑えて、ラディックらしさの核の部分のみに集約させたような、
そんな究極のサウンドです。
新品同様のルックス、ボルトやストレイナーの動きの程度の良さ、もう完璧だと思います。
この音に耳が慣れてしまうと、
他のスネアでは物足りなくなってしまうような、ある意味危険なスネアです。
素晴らしい個体だと思います。
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