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試

1970年代のブラック・ビューティーの魅力は、
「いかにもラディックらしいヌケがありながらも、その響きは太く、塊感が強い。
高倍音を抑え、美味しいところにフォーカスされた音色」にありますが、
5"のスープラフォニック416はその部分を一番表現しやすい、
ブラック・ビューティーの中のスタンダードです。

現行のラディックのライナップにも5"のブラック・ビューティーは存在しますが、
決定的な音色の違いは、シェル、パーツ、ヘッド、スナッピーの“一体感”にあると思います。

本器、シリアル番号199xxxxという70年代後期のモデルは、その特長がより一層秀でていますね。
重量が若干重めなので、その一体感がヘヴィな塊となって、よーく鳴ってくれます。

「ヴィンテージのブラック・ビューティーが欲しい！」というドラマーには間違いのない一台です

……というか、お宝です。