Ludwig '62 Oyste Blue Peal 14X5.5

Ludwig'67 Supraphonic No.400 with 3rd Generation Brass Hoops


     
   
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       

小宮試奏レポート

永遠のスタンダード、スープラフォニック400にはいろんなスペックのバリエーションがあって、
それぞれでサウンドが異なるというところが面白いんです。
逆に、どれにも共通する“400サウンド”がちゃんと存在するところも然り、実に面白い。
ドラマーなら、誰でも400の音が好きなのは間違いないです。
ジェフ・ポーカロやスティーヴ・ガッドをはじめ、愛用者を挙げればきりがないですからね。

この個体は、アルミ合金の所謂“ラディアロイ”(LUDIALOY)と呼ばれるシェルに
“3rdジェネレーションのブラス・フープ”が装備されるという激レア・スペックが最大のポイントです。
ラディックの3rdジェネレーション・フープは、厚みが1.6mm(最近では1.8mmといったりもします)で、
ほとんどがスティール製なんですが、“ブラス製”というのは非常に稀なんです。
オープンな中に、薄いブラスの上品な響きが混ざる絶妙な音色を奏でてくれます。
そこに個人的ベスト中のベストである年代のアルミ合金シェルが合わさるという……
もう最高なのはいうまでもありませんね。
あくまで個人的に、“最強の400”はこれかもしれません。