Ludwig '62 Oyste Blue Peal 14X5.5

Ludwig'65 "Jazz Festival" Pink Champane Sparkle
with 2nd Brass Hoops


     
   
       
       
       
       
       
       
       

小宮試奏レポート

1960年代のラディック・ジャズ・フェスティバル・モデルの素晴らしさはもう説明不要、
「ビートルズ時代のリンゴ・スターが愛用していた」だけで十分ですね。

名前に“ジャズ”とついていますが、ジャズというよりも、
ロック、ポップス、最新のデジタル・ミュージックにもマッチする温かみのある音色が特長だと思います。
ウッド・シェルならではの温度感が、このスネア、最大の魅力ではないでしょうか。

 本器は、カタログ表記よりも深い14"×5.5"で、
シェルはマホガニー/ポプラ/マホガニー3プライ+メイプル・レインフォースメント。
8テンションの2ndジェネレーション・ブラス・フープの厚みは実測2.2mmとなっています。
オリジナルのピンク・シャンペン・スパークルの状態もとても良いですね。

音色は太く、柔らかく、芯も強く、倍音もちょうどいい気持ち良さがあります。
リンゴが使っていたジャズ・フェスティバルは1stジェネレーションですが、
この2ndジェネレーションは、若干軽いのでしょうか、フープの金属の鳴り方がマイルドで、
でも剛性のしっかり感もあってバランスがいいですね。
シェルもグッと締まった乾いた響きで、フープやパーツが一体となるマッチングは完璧だと思います。

いやーいい音! 
叩いていると気持ちが高揚してくる、ご機嫌なスネアです。