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Blue Oyster Super Classicのコンプリートセットです
詳細写真 BD TT FT SD |
オリジナルのブルーオイスターのカバリングが
とても素晴らしいです |
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勿論、エクストラホールも改造箇所もありません |
タムにスネアラッシュは見当たりません。
全体的に日焼けや傷、サビはなく、
まるで新品の様です。 |
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宮
試
1960年代中期、65〜66年は、
ビートルズでいえば『ラバー・ソウル』や『リボルバー』の発表があったりと、まさにロックが“黄金期”に入った輝かしい年です。
当然、当時リンゴ・スターが愛用していたラディックのスーパー・クラシック・キットは羨望の的、
世界中のロック・ドラマーたちが手に入れたいドラム・セットの断トツNo.1だったことは想像に難しくありません。
このキットは、まさに“そこ”で製造されたドラム・セットで、
2023年現在57〜8年が経過したとはとても思えない驚異的なコンディションの良さです。
ブルー・オイスターのカバリングが綺麗ですね。
サイズ構成はもちろん、22"×14"BD、13"×9"TT、16"×16"FTで、
マホガニー/ポプラ/マホガニーの3プライ+ソリッド・メイプル・レインフォースメントの極上シェル。
サウンドに影響するエッジの状態も素晴らしく、
チューニング・レンジもかなり広いですね。
特筆すべきはハイ・ピッチにチューニングしてもしっかりと太いローが綺麗にまとまって存在しているところで、
これが“当たりのラディック”の特徴、最高に気持ちいいです。
何を叩いても“あの時代”の音が包んでくれる感覚が楽しいですね。
本器はリンゴ・カラーのブラック・オイスターではなく、ブルー・オイスターですが、
ブラックが退色したような雰囲気のブルーの方が個人的には好みでもあります。
またオイスター系のカバリングは、材自体が薄いので、木との密着度も加味して、とにかくよーく鳴ります。
ヴィンテージのスーパー・クラシックは60年代初期のブラス・フープ仕様の人気が高いですが、
これ以降のロック・サウンドを創造していったのは70年代も含めてのスティール・フープ仕様なのは間違いないです。
適度に暴れつつ、明るいサウンドに仕上がるのが特長だと思います。
セットとしての一体感も完璧ですね。
さらに!このスーパー・クラシックにはマッチングのスネア、
6テンションのパイオニア・モデルがセットになっています。
通常ならリンゴのように8テンションのジャズ・フェスティバルか、
カタログ上のセットであるスープラフォニック400(アロイ・シェル/14"×5")を組み合わせるところですが、
あえてのパイオニアというのが魅力的です。
シェルはセット同様のマホガニー/ポプラ/マホガニーの3プライ+ソリッド・メイプル・レインフォースメントなので、
一体感は言わずもがな。
8テンションのジャズ・フェスティバルよりもルーズで、シェル鳴りもとてもオープンなので、
今の音楽で使うならば、よりオーガニックな匂いを前面に打ち出すことが可能です。
いやーとにかく鳴りが太いですね。
この“太さ”はトップ側に装着のブラス・フープの効果が絶大で、
さらに一層の柔らかさが心地良いです。
オリジナル・スナッピーのルーズ加減もいいですが、
現行のラディックの復刻版のL1963なんかに替えてもばっちりだと想像します。
とにかく激鳴りの上、セットとのマッチングも、サウンドとルックスの両面で完璧です。
宮
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