めちゃくちゃ状態のいい1970年代初期のプログレッシヴ・ジャズ!
当時のオプション・サイズ、18”×14”BDを基調とした、
12”×8”TT、14”×14”FTの3点に、
14”×5.5”のネーム・バンド・モデル4157のマッチング・スネアがつく完璧なセット。
しかも!さらに!スネアがもう1台、
70年代中後期に登場する10テンションの4158(14”×5.5”)までもがセットになった、
今後間違いなく出会えることはないであろう、完璧中の完璧なコンプリート・セットです!
これ持ってたら、どんな音楽ができるかな〜と想像するだけで興奮してきますね(笑)。
大切に使われてきたのか、ベストな環境で保管されていたのか、
激シブに輝く“ハンド・ポリッシュド・ウォルナット”が、とにかく美しいですね。
サウンドもとにかくこれぞグレッチ!というゴリゴリの塊感がありつつも、
ラッカー・フィニッシュ特有のオープンさが見事にブレンド。とにかく鳴ります!ヌケます!って感じです。
メイプル+ポプラ6プライのジャスパー・シェルと、黄金期のダイキャスト・フープとのマッチングは
やっぱり素晴らしいですね! 唯一無二のサウンドです。
いやー鳴るなぁー。強いなぁー。いいなぁー。
4157は、ラッカー・フニッシュのオープンさがとにかく際立っていて、
もちろんグレッチのゴリっとした塊が突出して、もう一発叩けばジャズ!なんですが、
ファンクや歌もの、もちろんロックにも、何にでも使えるポテンシャルを十二分に秘めていますね。
ハイ・ピッチ〜ロー・ピッチまで、例えば60年代のスパークル系カバリングの4157なんかと比べると、
使える範囲がものすごく広いと思います。
オリジナルの42本スネア・ワイヤーとのマッチングも完璧で、繊細なのに暴れてくれる頼もしいヤツ。
もちろんセットとの混ざり具合も完璧!
叩いてると、とめどなくフレーズが湧いてきますよ(笑)!
とにかく、このスネア1台で、何でもやってみたいですね〜。
そんな気持ちにさせてくれる名器だと思います。
4158は、10テンションならではのアタック感がとにかく強力ですね。
ただ硬い中にも、きちんと熟成されたオープンさが同居しているのが素晴らしいところで、
しっかりとシェルが鳴っているのが実感できるんです。
セットとのマッチングで、もっとドラム・サウンドを攻撃的に、
パワー感とアタック感を出したいときには、もう迷わずこのスネアを使うべきですね。
スナッピーはグレッチ・レスポンソの20本ですが、これもまた素晴らしい。
繊細さと荒々しい存在感がバッチリとミックスされています。
チューニングで遊べる範囲が広いのも特徴ですね。
とにかく“完璧”という言葉をいっぱい使ってしまいました。これをマイ・ドラムにできる人は幸せですね!
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