Gretsch '59 Floor Show Moldel #4153 Sky Blue Pearl 14X6.5

Gretsch Early'70s Bop-Kit Progressive Jazz Walnut Lacguer 18-12-14
with Name Band No.4157&4158 Complete Set



   
詳細写真 18"BD 12"TT 14"FT No.4157 No.4158 素晴らしいコンディションの70年代初期の
プログレッシブ・ジャズです。
ウォールナットの仕上がりもとても美しいです。 このセットには、2台(4157、4158)のスネアも付属します。
バスドラはオプションの18インチです。 金属パーツも新品のようです。
全てのパーツに輝きが見られます。 Tロットも美しく輝いています。
このセットにはハードケースも付属します。 69年のグレッチのパンフレットから
       
       

小宮試奏レポート

めちゃくちゃ状態のいい1970年代初期のプログレッシヴ・ジャズ!
当時のオプション・サイズ、
18”×14”BDを基調とした、
12”×8”TT14”×14”FT3点に、
14”×5.5”のネーム・バンド・モデル4157のマッチング・スネアがつく完璧なセット。

しかも!さらに!スネアがもう
1台、
70年代中後期に登場する10テンションの415814”×5.5”)までもがセットになった、
今後間違いなく出会えることはないであろう、完璧中の完璧なコンプリート・セットです!

これ持ってたら、どんな音楽ができるかな〜と想像するだけで興奮してきますね(笑)。
大切に使われてきたのか、ベストな環境で保管されていたのか、
激シブに輝く
“ハンド・ポリッシュド・ウォルナット”が、とにかく美しいですね。

サウンドもとにかくこれぞグレッチ!というゴリゴリの塊感がありつつも、
ラッカー・フィニッシュ特有のオープンさが見事にブレンド。とにかく鳴ります!ヌケます!って感じです。

メイプル+ポプラ6プライのジャスパー・シェルと、黄金期のダイキャスト・フープとのマッチングは
やっぱり素晴らしいですね! 唯一無二のサウンドです。
いやー鳴るなぁー。強いなぁー。いいなぁー。

 4157は、ラッカー・フニッシュのオープンさがとにかく際立っていて、
もちろんグレッチのゴリっとした塊が突出して、もう一発叩けばジャズ!なんですが、
ファンクや歌もの、もちろんロックにも、何にでも使えるポテンシャルを十二分に秘めていますね。
ハイ・ピッチ〜ロー・ピッチまで、例えば
60年代のスパークル系カバリングの4157なんかと比べると、
使える範囲がものすごく広いと思います。
オリジナルの
42本スネア・ワイヤーとのマッチングも完璧で、繊細なのに暴れてくれる頼もしいヤツ。
もちろんセットとの混ざり具合も完璧!
叩いてると、とめどなくフレーズが湧いてきますよ(笑)!
とにかく、このスネア
1台で、何でもやってみたいですね〜。
そんな気持ちにさせてくれる名器だと思います。

 4158は、10テンションならではのアタック感がとにかく強力ですね。
ただ硬い中にも、きちんと熟成されたオープンさが同居しているのが素晴らしいところで、
しっかりとシェルが鳴っているのが実感できるんです。
セットとのマッチングで、もっとドラム・サウンドを攻撃的に、
パワー感とアタック感を出したいときには、もう迷わずこのスネアを使うべきですね。
スナッピーはグレッチ・レスポンソの
20本ですが、これもまた素晴らしい。
繊細さと荒々しい存在感がバッチリとミックスされています。
チューニングで遊べる範囲が広いのも特徴ですね。

 とにかく“完璧”という言葉をいっぱい使ってしまいました。これをマイ・ドラムにできる人は幸せですね!