Gretsch '59 Floor Show Moldel #4153 Sky Blue Pearl 14X6.5

Gretsch Early'60s Name Band Kit with Name Band Snare No.4157
Silver Sparkle Complete Set



   
60年代初期のGretsch Name Bandの
コンプリート・セットです。
詳細写真 BD TT FT SD
オリジナルのカバリング(シルバースパークル)の日焼けも
気品溢れるビンテージ感を醸し出しています。
勿論、エクストラホールも改造箇所もありません。 BD TT FTのヘッドは、BDの打面ヘッドを除いて
全てオリジナルヘッドが装着されています。
タムにスネアラッシュは見当たりません。
全体的にとても素晴らしいコンディションです。
スネア(4157)のフープは大変貴重な
ブラス製のスティック・チョッパー・フープを装着しています。
グレッチのレールマウント・ホルダー 貴重なオリジナルのLアーム・シンバルホルダーも付属します。
60年代を象徴するBDのレッグ この3点セットには、当時のオリジナル・ソフトケースも付属します。
   
   
 ソフトケースの内側に綺麗にスタンプが残っています。
(Bass Drum)
タムのケースの内側のゴム印 
   
   
 フロアータムのケースのゴム印 1961年の"Gretsch Catalog"から 
   

小宮試奏レポート

シルバー・スパークルのカバリングが完全にシェルに密着し
一体化したルックス・手触りが実に素晴らしい、

22”
×14”BD13”×9”TT16”×16”FTのネーム・バンド・キットの3点に、
同じくシルバー・スパークルの
14”×5.5”4157ネーム・バンド・スネア・ドラムが組みわさった
コンプリート・キット。

個人的に、例えばラディックのドラム・セットならば、
スネアだけカラーが違っていても何ら問題なしだと思っているのですが、
グレッチの場合は、スネアまで色が統一されていると、やはりグッときてしまいますね!


すべてファクトリー・マッチとのことですが、
ネーム・バンド・キットの方は
6プライ(メイプル+ポプラ
orガム)・シェルに
タムとフロア・タムはダイキャスト・フープ仕様、
シェル内面にオレンジ・ペーパー・タグがついてますので、
60年代初期も中でも割と中期寄りでしょうか。
一方
4157スネアの方は、シェルは同じ6プライ(メイプル+ポプラorガム)ですが、
上下に
50年代仕様のブラス製スティック・チョッパー・フープが装着されてますので、
50年代後期〜60年代初期ということになります。


この微妙なスペックの違いが、セットになったときに素晴らしいマッチングを見せてくれます。
キットの
3点が、グレッチらしいタイトさで、
ストレートな塊感の強いサウンドなのに対して、スネアはその塊感を持ちながらもオープンな鳴り方で、
全体として混ざった響きが、とにかく絶妙で気持ちいいです。

オールド・ロックでも、歌ものでも、
時にジャジーに、時にストレートに、
ビートの中で強い個性を発揮してくれると思います。

乾いた良質な木の鳴りと、最高の金属パーツの鳴りがブレンドされて、
結果として鳴る音域が本当に美味しいんですよ!
いいドラム・セットです!