50年代初期の4153は個人的にも特別な楽器で、とにかく音色が素晴らしいんです。 メイプル/ガムウッド/メイプルの3プライ・シェルと、 ブラス製ダイキャストのスティック・チョッパー・フープの組み合わせによる、 オープンさと塊感の絶妙なバランスは、やっぱり最高です。 特にシェルの内面がナチュラルの時期は、さらに楽器としての完成度が高いと思います。 ジャズだけに留まらず、いろんな音楽で、この太くて、甘い音色を堪能してほしいですね。 枯れていながらも本当に美しい響きだと思います。