Ludwig '62 Oyste Blue Peal 14X5.5

Gretsch 1939-41 "Broadkaster" #8061 Brass Shell


     
       
       
       
       

小宮試奏レポート

この時代の薄めのニッケル・オーヴァー・ブラス・シェルの素晴らしさが堪能できる“お宝スネア”です。
しかもレアな深さ6.5インチ!
深みのある芳醇な鳴り、豪快で繊細で、柔らかな響きが最高です。
同年代のラディックでいうところのパイオニア系統のシェルに、ありがちなフック・タイプのシングル・フランジ・フープではなく、
スティック・チョッパー・フープ仕様としているところがグレッチらしさ満点ですね。
そのため、タイトさとオープンさの塩梅が絶妙で、このスネアでしか出せない“音色”が確実に存在します。
あえて言うなれば“甘い音色”で、
グレッチの1950年代のフロア・ショウ4153(14×6.5インチ)や
ラディックの1960年代後期〜70年代初期のスープラフォニック402(14×6.5インチ)が好きな人は、
絶対にハマりると思います。
私は、一発叩いただけでやられてしまい、
「ああ〜いい音!」と思わず声が出てしまいました(笑)。
ちなみに試奏は、オリジナル・ヘッドから、
レモのクラシック・フィット、コーテッド・アンバサダー/スネアサイド・アンバサダー(HAZY)に
張り替えて行いました。