宮
試
Aジルジャン、トランス・スタンプ期(1939年〜1955年製造)の15"ハイハットというだけでもう素晴らしいのですが、
よくあるのは、もともとオーケストラ用の“合わせシンバル”だったのか、厚め(重め)のものが多いんです。
しかしこれは、トップとボトム共に900グラムを切るという、かなり薄めのもの。
さらにトランス・スタンプのハイハットは、トップとボトムで、ほとんどウェイト差がないものが多い中で、
差が51グラムというのもレアです。
さすがの“ファクトー・マッチ”で、セット・ドラミング用に出荷されたもので間違いないですね。
柔らかく、美しく、繊細。踏み音もすごく綺麗ですね。
クローズ〜ハーフ・クローズ〜ハーフ・オープン〜オープンと、滑らかに表現できます。
ジャズではもう最高で、ロックでもキレを生かした演奏では本領を発揮してくれるでしょう。
とてもいいハイハットです。
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